天心会全体
身体拘束廃止・虐待防止推進研修会を開催
- 2020年10月22日
「マナーとコンプライアンスから虐待防止を考える」をテーマに、虐待防止のための研修会を10月7日、21日の2日間にわたり開催しました。
コロナ禍で迎えた本年度は、例年4月に実施している新人研修の開催を見合わせたこともあり、令和元年度以降に入職した職員のうち30名を対象に改めて本研修会を実施。DVD教材を活用し、架空の介護施設を舞台にしたミニドラマを見ながら、利用者本位の支援に向けて援助者に求められる姿勢や、虐待や不適切ケアのない職場づくりについて考えました。
参加者からは、「声掛けなしに突然後ろから車いすを押すのは良くない」「挨拶やノックなしに居室に入るのは失礼」「不適切な介護に疑問を持っているのに報告しないのはおかしい」など、ドラマで描かれた介護施設に実に様々な意見が…。
虐待の起きる現場の背景要因には、職員の知識・技術不足や教育の問題、職員のストレスの問題などがあると言われますが、疑問に感じたことをお互いに話したり注意したりしながら、コロナ禍の今だからこそ、風通しの良い職場を作っていこうと心を新たにしました。